初ブログから炎上の危機!!(そもそもそんなに見ないか⋯)

友達に勧められてブログ始めました。ブログでは比較的真面目なことを書こうと思っています。

ところで僕が勝手に所属させてもらっているグループがあります。それは「ヲタクだって人間である」です。僕はこの名前を見た瞬間に参加を決めました。(主催者の方、初めてブログをするのでルールも作法も全くわからず、勝手に参加したことをお詫び申し上げます。)何故なら僕は「ヲタクに人権を」と言うのを人生の大きな目標の一つに掲げているからです。

僕は所謂「アニメオタク」です。アニメやラノベが好きで毎日のようにそういう系のコンテンツに触れています。「アニメオタク」に対する偏見はまだ無くなりません。アニメオタクだという理由で除け者にされる経験はしたことはありませんが「アニメオタクであること」=「欠点」と言う風潮は痛いほどに感じています。特に異性間では相手がアニメオタクでもない限り大きなマイナスポイントになることは明らかです。

しかし僕はアニメが人をダメにするものだとは思いません。私事ですが中学生の頃、いわゆる「イジメ」を受けていました。暴言や暴力は当たり前。死のうと思ったことは数知れず。「自分のがもっとつらい経験をしたぞ」と言う方も大勢いらっしゃるでしょうが絶望には重さも長さもありません。しかしそんな中で「オタク文化」に出会いました。 当時はそういう文化を何の根拠もなく、ただ「気持ち悪いから」と言って否定していました。しかし高校受験が無かった僕はふとライトノベルが原作の漫画に手を伸ばしました(この時は知りませんでしたが)。それからです。僕の状況は少しずつ変わり始めました。大きな転機なら他にもありました。しかし「オタク文化」と言う心の支えができてからは少しずつ気が楽になりました。当時を思えば些細な変化の積み重ねでした。しかし振り返ってみるとその変化は絶大なものでした。友達と呼べる人間がほぼゼロだった状況から生徒会選挙に立候補するほど(演説に多々問題があって惨敗しましたが。)にまで変わりました。アニメにであって以降、絶望の色に染まっていた僕の人生は本当に輝きだしたのです。その原動力の一番大きなものはやはり「友」でした。友達が増えるごとに僕の人生は豊かになりました。そしてそのきっかけの大半がいわゆる「オタク文化」でした。(もちろん、それ以外の趣味の人々とも友達になりましたが。)

つまり、僕はオタク文化に人生を救われたわけです。宗教じみている、と言われても否定しません。オタク文化は正に宗教だからです。しかし何が悪いのでしょう。宗教の一番の目的は「心の支えになること」です。決してお金儲けやテロではありません。もちろん宗教に加入する=心に何らかの不安を抱えている と言うことですから中にはそういう過激な集団がいても不思議ではありません。しかし、だからと言って何もしていない人の人権まで奪うのは決して正しい事ではありません。偽善などではなく「悪」そのものです。だからこそ僕はそういう類の悪と戦おうと決めたのです。(こういう厨二病的発想ができるようになったのもオタク文化のおかげです。)しかし同時に僕は他人を傷付ける気もありません。そういう風潮を撃破するための一番の策は暴力ではなく「言論」です。いかにオタク文化が素晴らしいかを説いて回り、いかにオタクが普通の人間であるかを自らの行動をもってしめす。それこそが、僕がオタク業界に対して可能な最大の恩返しなのです。

だからオタクの皆さんにお願いがあります。決してこの文化を貶めるようなことをしないで下さい。一人一人がこの文化の貴重な担い手であることをはっきり自覚して下さい。そうしないとこの風潮を拭い去ることはできません。私が出来ることは注意喚起だけです。皆さんの力でより良いオタク文化を作っていこうではありませんか。